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灯油代が高い!知っておいてほしい知識と役立つ節約テクニック

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寒くなってくると暖房を使うようになります。その中でも、灯油を使う石油ヒーターは冬場には無くてはならない暖房機です。しかし、節約をしていると気になるのが、灯油の価格です。

最近は灯油の価格が高い傾向にあります。光熱費の節約をしていると、どうしても気になってしまうのは、仕方のない事です。

そんな灯油ですが、ちょっとの工夫でその使用量を抑える事ができます。今回は、灯油の価格が決まる仕組みや現在のデータから得た情報を紹介しつつ、灯油代を節約できる節約テクニックをまとめました。

灯油の価格の決め方と現在の状態

灯油の値段は高い事が多いですが、これは灯油の価格を決める仕組みが影響しています。まずはこの仕組みについて知っていきましょう。

これにあわせて経済産業省の資源エネルギー庁のデータから分かる、最新の灯油の価格についても取り上げていきます。

灯油の価格の決め方

日本は灯油の原料である原油を、99%外国から輸入しています。主な輸入先は中東です。

中東は現在、紛争等で不安定な状態にあります。これにより、原油を輸入しようしても安定した供給を得られない事があるのです。安定して手に入らない物は、価格が高くなる傾向にあります。原油とそこから作られた灯油も同じです。

灯油の原料である原油は外国から輸入する為、海外の経済事情の影響も受けます。海外の経済事情が悪ければ、その分灯油の値段も上がってしまうのです。月によって灯油の値段が上下するのは、この影響の為です。

灯油の値段が高いのは、これらの要素が関係する事で、灯油の原材料である原油の値段が高くなっている為なのです。

現在の灯油の価格について

では実際に、現時点での灯油の価格を知っていきましょう。

経済産業省のデータによると、2019年9月17日現在での店頭販売、つまりガソリンスタンドでの灯油の価格は1L89.8円、18Lで1,617円となっています。

18L当たりの価格は灯油用のポリタンク1つ分です。給油する暖房機にもよりますが、大体給油4、5回分前後の量となります。1週間前後の量とみていいでしょう。

つまり、価格で見れば毎週1,617円かかるという事でもあります。1カ月で約6,500円分です。11月~2月まで使ったとしたら、約26,000円にもなります。これはかなり大きな金額です。

灯油は寒い時期のみ使用する光熱費の一つですが、価格が高い分大きな金額がかかります。冬場の節約は灯油代をどれだけ節約できるかにかかっているのです。

灯油を使う暖房とそれ以外の違い

暖房は灯油を使うタイプだけではありません。電気を使う電気ストーブやエアコンもあります。

節約をするなら、出来るだけ光熱費を抑えられる暖房機を使いたいものですね。そこで、暖房機のコストと特徴をまとめました。節約対策の参考にして下さい。

石油系暖房機の特徴

灯油を使う石油系暖房機は、

  • 石油ヒーター
  • 石油ファンヒーター
  • 石油ストーブ

等が代表的な製品となります。

まずは広く普及している石油ファンヒーターの光熱費を求めていきましょう。10畳対応の石油ファンヒーターの場合、灯油消費量は最大0.360/hとなります。

実際はここまで使用するわけではありませんので、半分程度の量を使用しているとしましょう。

これを1日8時間程度、毎日使用したとすると1日1.44L前後、1カ月で約43.2L分にもなります。

最新の灯油価格で計算すると、

89.8 × 43.2 = 約3,880円

となります。

現在の値段だとそれほどかかっていないようにも思えますが、灯油は季節の影響もうける事があります。寒さが本格的になった時には、これよりも費用が掛かる可能性もあるのです。

石油ファンヒーターの場合、これに加えて電気代もかかってきますから、実際の費用はこれよりも多くなるとみていいでしょう。

北海道等、寒さが厳しい土地では、石油ファンヒーターだけでなく、石油ストーブを使用している場合があります。石油ストーブの場合、電気を使用していないので計算する費用は灯油代のみになります。

実際に計算してみましょう。例題には、コロナの石油ストーブRX-2215Yを活用していきます。

このストーブは1時間当たりの燃料消費量が0.218Lです。

これに使用時間の8時間と、1L当たりの価格をかける事で、1日当たりの灯油代を求めていきます。

0.218 × 89.8 × 8 = 約157円

これを毎日、1か月使ったとすると、1か月分のおおよその金額が分かります。

157 × 30 = 約4,710円

石油ストーブの方が、石油ファンヒーターよりも灯油代がかかる事が分かりました。どちらもトータルでは1カ月5,000円分位の費用が掛かるとみていいでしょう。

結構費用がかかる石油系の暖房機ですが、メリットがたくさんあります。

  • 部屋全体を効率的に温めてくれる
  • 設置が簡単
  • 石油ストーブの場合、上に鍋やヤカンを置く事で調理や加湿が出来る

これらの特徴は、寒さがきつい時期や地域では嬉しいメリットです。石油系の暖房機が広く普及しているのは、この特徴があるからと言えるでしょう。

良い点のある石油系暖房機ですが、デメリットもあります。

  • 部屋の換気が必要
  • 灯油の価格が高いとその分暖房代がかかる
  • 灯油を入れる手間等、機器のメンテナンスが必要
  • 灯油を使う事による事故

どれも灯油を使うからこそ発生するデメリットばかりです。

部屋を効率よく温める為人気が高い石油系暖房機ですが、こればかりに頼るのはあまり良い選択とは言えないのかもしれません。

電気ストーブの特徴

次に、電気ストーブの費用と特徴について解説していきます。

電気ストーブの場合、名前の通り使用する光熱費は電気になります。電気ストーブは使用ワットが決まっている為、1時間ごとの使用量に電気料金の金額をかけると大体の電気代を求める事ができます。

ここでは400Wの電気ストーブを1時間使ったとして計算します。

電気料金は1kwで計算するので、1kw=1,000Wでストーブの電気を割り出し、それに1単位当たりの電気代をかけて求めていきます。電気代を1kw=30円とすると、以下の様になります。

400 ÷ 1000 × 30 = 12円

電気ストーブは1時間12円となります。1日8時間使ったとしたら96円、1カ月毎日使ったなら2,880円となる計算です。

こうしてみると、費用面でいえば電気ストーブの方が石油系暖房機よりも優れているように見えます。しかし、費用面以外のメリットやデメリットも含めてみると、少し違った見方もできます。

電気ストーブのメリットについてまとめると、以下の様になります。

  • 費用が安い
  • 設置が簡単
  • 部屋をすぐに暖めてくれる
  • 部屋の空気を汚さない

次に、デメリットです。

  • 温められる範囲が狭い
  • 長時間使用には向いていない(温まりすぎると機器の故障につながる)
  • 電気の熱によるやけどや事故の可能性がある

特徴を見ると分かるのですが、電気ストーブは狭い範囲を温める機能に特化している暖房機です。その為、電気ストーブのみで広い部屋を暖めようとするとかえって効率が悪くなってしまうのです。

エアコンの特徴

広い範囲の温度を調節する家電と言えば、エアコンです。エアコンにも暖房機能は付いていますが、エアコンの費用や特徴はどうなっているのでしょうか。

まずは費用を計算していきます。

パナソニックさんから販売されているエアコン、CS-X226Cを例にして計算していきます。このエアコンは暖房機能に強く、消費電力は400Wとなっています。これを電気ストーブと同じように計算していきます。

400 ÷ 1,000 × 30 = 12

計算すると、1時間当たりの電気代は12円となりました。これに8時間、1日分使用した時間をかけると1日約96円、1か月分だと約2,880円となります。

丁度電気ストーブと同じ金額になりました。実際は電気代や使用時間によって前後する事になる事を考えると、エアコンの電気代は1カ月3,000円前後だといえます。石油系の暖房機よりも数千円も安くなるのです。

また、エアコンは石油系暖房機と似たメリットを持っています。

  • 広範囲を温めるのに優れている
  • 事故や怪我の原因となる点がほとんど無い
  • 他の暖房機器と併用しやすい

ただ、メリットばかりという訳ではありません。

エアコンにはデメリットも存在しています。

  • 使用中は空気が乾燥しやすい
  • 外気温の影響を受けやすい
  • 本体の価格が高い

エアコンは外気と部屋の中の空気を交換する事で温度を調節しています。その為、外気の影響をどうしても受けてしまうのです。また、仕組み上どうしても空気が乾燥してしまう為、加湿が必要になります。

これらのデメリットを軽減させるには、性能の高い製品を購入しなくてはならないのですが、エアコンは元々価格が高い家電です。その為、費用に余裕がないと対策するのが難しくなってしまいます。

エアコンはデメリットもありますが、上手く使えば灯油代の節約を助けてくれる家電です。灯油代を節約したいなら、暖房のメインをエアコンに変える等の工夫をしてみましょう。

灯油が高い時にぜひ試してほしい節約テクニック

灯油を使った暖房機は、灯油代が大きくかかってしまいます。しかし、節約テクに苦を駆使すれば、ある程度費用を抑える事も可能です。灯油代が高い時に使える節約テクニックをご紹介します。

暖房を使い分ける

暖房機器にはそれぞれメリットとデメリットがあります。灯油を使う暖房機にばかり頼らずに、複数の暖房機を組み合わせて使いましょう。

ここで、石油系暖房機、電気ストーブ、エアコンの特徴を思い出して下さい。

  • 石油系暖房機 → 広い空間をすぐに温めるが、灯油が必要
  • 電気ストーブ → 空間を温める力は強いが、範囲が狭い
  • エアコン   → 少ない費用で広範囲を温めるが、乾燥する

これらの特徴は、家の中で組み合わせて使う事ができます。

  • 石油系暖房機 → エアコンと一緒に使う。ストーブタイプなら、上に水入りのヤカン等を置き、加湿器替わりに使う
  • 電気ストーブ → トイレやお風呂の脱衣所等、狭い空間を温める時に使う
  • エアコン   → 石油系暖房機と併用し、温かい空気を広い範囲に広げる

それぞれの特徴を上手く組み合わせたり、デメリットが気にならない場所で使用したりすれば、それぞれの難点を克服する事ができるのです。

一つの暖房機器に頼っていると、どうしてもその分の費用が大きくなってしまいます。しかし、それぞれの特徴を上手くつかんで併用すれば、それを防ぐ事ができるのです。

なお、この併用は他の暖房機器でもできます。家の特徴や手持ちの暖房機器の特徴を上手くとらえて、効率的に部屋を暖められる組み合わせを考えてみましょう。

空気の流れを作り、温かい空気を循環させる

エアコンや石油ファンヒーターは、温められる範囲が広い暖房機ですが、どうしても限界はあります。また、いくら温めるのが速いといっても、朝や夜の様に空気が冷たい状態では、温める為の費用と時間がかかります。

これを防ぐには、温かい空気が効率的に部屋の中を行き渡るようにする必要があります。サーキュレーターやエアコンの機能を活用して、温かい空気を循環させましょう。

温かい空気が部屋の中を満たせば、暖房機器の設定を控えめにし、灯油や電気の消費を少なくします。こうすれば、結果的に光熱費の節約につながるのです。

冷たい空気を部屋に入れない工夫を

部屋を効率的に温める工夫だけでなく、冷たい空気が家の中に入らないようにする工夫も大切です。

  • 厚手のカーテンや、断熱効果のあるカーテン
  • 冷気を通さないようにする窓用の断熱シート
  • 窓やドアの隙間を埋める隙間用シート
  • カーペットの下等に敷く床用断熱シート

これらの冷気を遮るグッズを活用しましょう。

カーテンを変えたり、敷物の下に断熱シートを入れたりするだけでも寒さの感じ方がかなり違います。

また、冷気を家の中に入れず、温かい空気を逃がさないようにする対策も重要です。窓やドアの隙間を埋めるシートやテープも併せて使うようにして下さい。

これらの冷気対策グッズは、ホームセンターや100円ショップ等で販売されています。暖房機の準備と一緒に用意しておきましょう。

着る物でもできる寒さ対策

家だけでなく、自分自身に寒さ対策をする事も節約につながります。

暖房を使用する時期は、

  • ヒートテックタイプの肌着や下着を着用する
  • 厚めの上着や靴下を身に付けるようにする
  • 薄い衣類を重ね着する

等の工夫をしましょう。

暖房の設定温度が控えめでも、厚着をしっかりしていれば寒さも気になりません。特に、首周りや手首、足首等を温めるようにすると、寒さを感じにくくなります。

この節約方法は、

  • 灯油のにおいが苦手で石油系暖房機器が苦手
  • エアコンの乾燥がつらい

という人が、その使用を最低限にしたい時にも活用できます。節約以外にも気になる点がある方におすすめです。

お風呂の熱を体の中に閉じ込める

お風呂で温まった体に、少し温度の低いシャワーを浴びせると肌が温度の反応で引き締まります。ずっとシャワーを浴びていると体の中も冷えてしまいますが、サッと浴びれば体の中の熱を閉じ込める事ができます。

この体の仕組みを利用すれば、お風呂で温まった熱を長続きさせる事が可能です。結果、お風呂の後に暖房を使用するのを控える事ができるのです。お風呂後や練る時の暖房を抑えたい人におすすめです。

食べ物で体を内側から温める

体を内側から温めるのは、お風呂だけではありません。食べ物も体の中を温めてくれます。

  • しょうが
  • トウガラシ
  • コショウ
  • リンゴ等の寒い地域の果物
  • 根菜等土の中にできる野菜

これらの食材は体を温める効果があります。風邪等の寒さから来る病気の予防にも役立つので、おすすめです。

健康的に寒さ対策がしたい人は、体を温める食べ物を普段の生活に積極的に取り込んでみて下さい。

灯油は値段が高くなりがち。使いすぎに注意しよう

灯油は主に外国から輸入して作られる為、どうしても価格が高くなりがちです。灯油を使う暖房機もそれに合わせて費用が高くなります。灯油代を節約するには、灯油を使う暖房機器に頼りきらないような工夫が大切です。

こちらで紹介した暖房器具以外にも、色々な暖房器具があります。また、家庭によって出来る組み合わせや使い方にも違いがあるのです。

暖房代を本格的に節約したい場合は、灯油代や電気代等、家庭にある暖房器具にどれだけ光熱費がかかるかを見直してみる所から始めてみて下さい。

費用が掛かる暖房機でも、賢く使えば費用を抑える事ができます。節約方法自体は簡単な方法ばかりなので、自分にできそうな方法を上手く組み合わせてみて下さい。

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