何か目的がある、将来のためにと貯金をしている人は大勢います。とはいえ、なかなか貯金額が増えないと悩む人も少なくありません。
貯金の額を増やすためには頑張って節約するなど、我慢を強いられるイメージがあります。
お金が貯まるのは喜ばしいことですが、我慢しすぎるとストレスがたまってしまい体にもよくありません。
お金を貯めるなら、楽しみながらのほうがよいですよね。無理して貯金すると、長続きしないものですが、ポジティブな気持ちで貯金をすると意外と成果が出やすいのです。
ここでは、楽しく貯金するコツについて、詳しく紹介していきたいと思います。今まで貯金が長続きしなかった人、必見ですよ!
Contents
まずはお金を貯める楽しみを知ること!貯金が続かないを改善するコツ
今まで貯金を苦痛としか思わなかった、貯金が長続きしなかったのは貯金に対してネガティブなイメージを抱いているから。
まずは、貯金が楽しいことだという気持ちを持つことが大切です。そこで、貯金を楽しいものに変えるためのコツについて、見ていきましょう。
目標達成で喜びを実感することが大切
誰でも自分が立てた目標を達成できたとき、大きな喜びを感じますよね。貯金でも、目標額を設定して達成できればうれしい気持ちになれるはずです。
一度目標を達成できると次もまた頑張ろうというやる気が起こり、さらに貯金に励むようになります。
目標達成の喜びを味わうためには、適切な目標を立てることがポイント。目標金額を高く設定してしまうと、途中で挫折する恐れがあります。
だからといって、すぐに達成できるような目標にしてしまうと達成感も低くなりがちです。
貯まる楽しさを知る!通帳の動きを小まめにチェック
お金が貯まる様子を小まめに確認すると、貯まる楽しさを実感できます。お金を貯めるとはいっても、実際にお金を手元に残しておくのではなく、銀行口座で管理する人がほとんどだと思います。
銀行口座の預金残高はWEBでチェックできますので、小まめに残高を確認しましょう。預金額が増えるたびにうれしくなって、貯金に対するモチベーションがアップするでしょう。
貯めた後も大切!目標達成後の使いみちを考える
目標の貯金額を達成するのはとても喜ばしいことですが、その後の使いみちを考えることも大切です。
たとえば、海外旅行に出かける、資格取得など自分磨きのために使うなど、人それぞれお金を貯める目的が異なります。
つもり貯金など、ストレスなくお金を貯める貯金術
貯金するために、好きな物ややりたいことを我慢し続けるのは大変です。楽しく貯金するテクニックを理解し、ストレスなくお金を貯めていきましょう。
2回に1回は我慢してつもり貯金を
毎回ではなくても、2回、もしくは3回に1回はやりたいこと、欲しい物を我慢して貯金に回しましょう。やったつもり貯金をするときは、専用の貯金箱か口座を用意するのが効果的です。
おいしい物を食べたり、欲しい物を買ったりすると満足しますが、その分出費も増えます。
- 外食
- ショッピング
- コンビニでの買い物
など、買いたいものが出てきたときは、すぐに買わずに一度冷静になりましょう。そして、買うのをあきらめたときは、お金を使わなかった分を貯金しておきます。
毎回我慢するとストレスがたまると思うので、無理のない範囲で行うと楽しく貯金できますよ。
500円玉が手に入ったら全て貯金する500円玉貯金
塵も積もれば山となるように、500円玉をせっせと貯めるだけでも意外と貯金額を増やせるものです。
買い物したときのおつりで500円玉が入手できたら、それを専用の貯金箱に貯めておくだけです。
ポイントはお金が貯まる様子を見えるようにしておくこと。透明もしくは半透明の貯金箱を使うと、どれだけ貯まったかが一目でわかるので、モチベーションが上がります。
とはいえ、そう頻繁に500円玉が手に入るわけではありません。最近はクレジットカードやアプリ払いなど、キャッシュレス決済で買い物する人が多いと思います。
カラフルに色付いていくのが楽しみ!塗り絵貯金
楽しく貯金をすることを応援してくれるグッズが販売されています。その名も「塗り絵貯金」です。
小銭などを貯めるたびに色を塗っていきイラストを完成させる仕組みです。塗り絵が完成したときに、目標が達成できるので貯金の充実感を味わえますよ。
塗り絵貯金には2種類あるので、自分に合った方法を選んでみましょう。
- 余った小銭を貯めるシート
- このシートには365個のパーツが書かれており、それぞれ1から365までの数字が描かれています。
1日1つのパーツを選んで、その数字と同じ金額を貯金していく仕組みです。貯金できたら、そのパーツに色を塗ってくださいね。
そして、365日貯金で目標を達成できると何と66,795円も貯まります。1日あたりの貯金額はわずかな額なので、続けやすいのがポイントです。
- 100円玉か500円玉を貯める200日貯金シート
- このシートには200個のパーツが描かれており、最初に100玉か500円玉を貯めるのかを決めておきます。
ちなみに、100円玉貯金を200日続けると2万円、500円玉貯金を200日続けると10万円貯まります。貯金できたときに、パーツに色をつけていきましょう。
この貯金シートは、ダウンロードしても使えるので気軽に楽しく貯金したい人におすすめです!
健康効果もアップ!歩数貯金
運動不足の人にぜひおすすめしたいのが、歩数貯金、これは、1日あたり歩く目標を決めて、それが達成できたら歩いた歩数分を貯金するという方法です。
歩数貯金をサポートしてくれる便利なアプリも登場していますので、活用してみましょう。
貯金を強力サポート!銀行口座と連携して自動で貯金
今まで思ったように貯金できなかった人は、自動貯金アプリを活用するのも手段の一つですよ。参考までに、無料で使える自動貯金アプリを2点紹介していきます。
- finbee(フィンビー)
- メールで会員登録をしてから貯金目標を設定し、貯金のための専用口座を作ります。
その後、貯金ルールを決めましょう。このアプリは貯金のルールがユニークで、クレジットカードでの1000円未満の使用分を貯金する「おつり貯金」、毎週決まった曜日に1000円貯金する「つみたて貯金」といったように、楽しく貯金できるようなルールを選べます。気がつけばお金が貯まっているので、無理なく貯金ができますよ。
- しらたま
- 「知らずにたまる」からネーミングされた自動貯金アプリです。たとえば、320円の物を買うときに400円支払ってそのおつり80円を貯金する「おつり貯金」や決めた金額を自動で貯金してくれるつみたて貯金が選べます。
家計簿アプリのマネーフォワードと連携できるので、家計管理と貯金が同時にできるのもうれしいポイント。
節税分は使わず貯めておく節税貯金
戻ってきた税金を使わずに、そのまま貯金してしまいましょう。会社員の場合は年末調整で、自営業の場合は確定申告で払いすぎた税金が戻ってくることがあります。
これで何か買おうと考えるのではなく、もともと手元になかったお金だと考えれば、素直に貯金できると思いませんか?
収入をアップすれば問題解決!家計がギリギリでも貯金できる
収入が少ないと生活するだけで精いっぱい。とても貯蓄に回す余裕がないという人もいるでしょう。そんなときは、収入をアップさせて貯蓄に回してみましょう。
無駄を減らして貯蓄に回す
毎月お金が足りないと思っていても、実はよく見てみると無駄に使っているものがあるはずです。
家計の見直しを行うのに役立つのが家計簿です。家計簿をつけてみると、何にどれだけのお金を使っているのかが一目でわかります。
出費が多いものほど節約効果が高いので、まずは、自分のお金の使い方を家計簿でしっかりと把握しましょう。
- 食費が多い
- 外食が多い人は自炊に切り替える、飲み物を買わずにマイボトルに切り替えることで出費を減らせます。
- 通信費が高い
- 格安スマホに変えるだけでも、大きく節約できます。
- 保険代
- 必要以上に高い補償をつけていると、保険料も高くなります。保険の見直しを行って、解約するか必要最低限のプランに変更しましょう。
無駄を省いて浮いたお金を貯金に回せるようになりますよ。
不用品を処分する
家に眠っている不用品は捨てるのではなく、リサイクルショップやフリマアプリで売ってみましょう。
衣類やバッグなどは、古着として販売できなくてもリサイクル資源として買い取ってくれるお店もあるので、賢く利用してみましょう。
キャッシュレス決済でポイントを貯める
クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済を利用して、ポイントを貯めて稼ぎましょう。
利用金額に応じてポイントが付与され、ポイントを買い物に使えるようになります。ポイントで買い物ができれば出費も減るので、その分を貯金に回せますね。
電話代や電気料金など払えるものは全てクレジットカードなどで支払うようにすると、意外とすぐにポイントが貯まります。
資産運用で増やす
お金を増やすために資産運用をするのもおすすめです。
- 利率の高い銀行に預け替え
- 投資信託
- 株式投資
- 仮想通貨
など、資産を増やす方法は幾通りかあります。毎月の収入からお金を貯めるだけでなく、資産でさらに増やすことができたらうれしいですよね。
楽しむことは長続きの秘訣!楽しく貯金してみよう!
何でもそうですが、いやなこと、つらいことは長続きしないものです。一方で、好きなことや楽しいことはずっと長く続けていても苦にならないですよね。
また、お金を貯めるための明確な目標があると、さらにモチベーションもアップします。
ここでは楽しくお金を貯める方法をいくつか紹介しました。その中で自分に合った方法を見つけて、真似してみてください。今まで貯金が長続きしなかった人も、今度こそお金を貯めてみましょう。