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子育て費用はいくらかかる?小さな頃からの節約で計画的に準備しよう

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何かとお金がかかる子育て。なるべく節約したいのが本音ですが、子どもの将来に影響を与えないようにはしたいですよね。

子育てにかかる費用を最小限に抑えるには、子育てにかかる費用の仕組みや、成長によってかかる費用を知っておく必要があります。これが分かっていれば、どのお金を削るべきかが分かるためです。

子育てにかかる費用について具体的な金額を紹介しつつ、節約ポイントもあわせて紹介します。子育てにかかる費用を計画的に貯めたい方は、ぜひご覧下さい。

子育てにかかる費用にはどんなものがあるか

子育ての費用節約を考えるためには、子育てにどんな費用がかかるかを知っておく必要があります。まずはかかる費用を知っておきましょう。

子育てにかかる費用は、大きく分けて2つあります。

  • 養育費
  • 教育費

この合計が子育てにかかる費用の全体となります。

これらの費用は子どもが大きくなればなるほどかかるという特徴があります。そのため、子どもが小さくてお金がかからない頃から、少しずつ準備するのがおすすめです。

子育てにかかる費用その1:養育費

養育費とは、子どもが生活・成長していく上で必要な費用のことです。

  • 食費
  • 衣料費
  • 保険医療費
  • 理容費

など、子どもが生きていく上で必要な費用になります。

この他、おもちゃ代やレジャー代等もこの項目に含んでいいいでしょう。子どもが生きていく上で必ず必要な費用ですが、工夫次第である程度は抑えることができる費用といえます。

子育てにかかる費用その2:教育費

教育費は文字通り子どもの教育にかかる費用のことです。

  • 幼稚園や保育園の費用
  • 小学校・中学校・高校の費用
  • 受験に必要な費用
  • 大学や専門学校へ進学する場合はその学費
  • 習いことや塾の月謝

どれも子どもの進路によってかかる費用が変わってきますが、

  • 必要な時期が決まっている
  • その時に大きなお金を用意しないといけない

という点は変わりません。

毎月かかる費用というよりは、普段からコツコツ貯めておき、必要な時期に備えておく必要がある費用と言えるでしょう。

子どもの成長に合わせてかかる費用

費用の大まかな内容を理解したら、次は成長に合わせてかかる費用を具体的な数字で見ていきましょう。それぞれの区切りに合わせて、必要になる金額を解説していきます。

0~6歳までにかかる費用

まず、小学校に上がるまでにかかる費用です。

内閣府が発表した資料である『平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査』によると、

  • 未就園児にかかる平均費用 約843,225円
  • 保育所・幼稚園児にかかる平均費用 約1,216,547円

となります。

まずは未就園児にかかる費用の内訳を見てみましょう。 

項目 費用
衣類・服飾雑貨費 68,754円
食費 166,387円
生活用品費 149,425円
保育費 62,790円
子どものための預貯金・保険 199,402円
レジャー旅行費 97,127

未就園児にかかる費用は、一番低い金額となっています。この時から将来に向けて、しっかり準備しておくことが重要になります。

次は、保育園・幼稚園児の費用内訳です。

項目 費用
衣類・服飾雑貨費 66,462円
食費 224,627円
生活用品費 92,522円
保育費 379,407円
学校外活動費 43,179円
子どものための預貯金・保険 187,212円
レジャー旅行費 136,383円

全ての費用が全体的に大きくなっていますね。保育園・幼稚園に入園することで特に「保育費」の金額が増えています。

小学校に入学するまでにかかる費用を算出してみました。

3歳に保育園に入園したと仮定し、

  • 未就園児の平均金額
  • 保育所・幼稚園児の平均金額

にそれぞれ3をかけて計算してみます。

(843,225 × 3) + (1,216,547 × 3) = 6,179,316

小学校に入学する前の時点で、600万円近くの費用がかかっていることが分かります。毎年100万前後のお金が必要な上に、教育費に該当する項目の費用はまとめて払う必要があるお金も多いです。

小学校から中学校までにかかる費用

次に、小学校から中学校までにかかる費用についてです。まずはそれぞれの全体にかかる費用から見ていきましょう。

  • 小学生にかかる平均費用 1,153,541円
  • 中学生にかかる平均費用 1,555,567円

費用の金額だけ見ると、小学生にかかる費用は保育所・幼稚園児よりも少しだけ少なくなっているように見えます。

しかし、

  • 小学生から私立の学校に通わせる
  • 習いことや塾を複数参加させる

などの場合、保育園・幼稚園時代よりもお金がかかることもあります。

次にそれぞれの内訳を見ていきましょう。まずは小学生の内訳から解説していきます。

項目 費用
衣類・服飾雑貨費 68,970円
食費 278,294円
生活用品費 83,419円
学校教育費 105,242円
学校外教育費 106,089円
学校外活動費 94,985円
子どものための預貯金・保険 163,038円
レジャー旅行費 167,044円

金額が全体的に大きくなっています。特に注目すべきなのが、学校教育費等の教育費の項目です。

この教育費は金額が決まった状態でかかることが多く、削るのが難しい部分です。金額も大きく、子育てにかかる費用を圧迫する要因となります。この時期からの費用節約は、養育費の節約がメインになっていきます。

次は中学生の費用内訳です。

項目 費用
衣類・服飾雑貨費 76,507円
食費 356,663円
生活用品費 97,139円
学校教育費 274,109円
学校外教育費 248,556円
学校外活動費 57,337円
子どものための預貯金・保険 179,910円
レジャー旅行費 146,710円

体が大きくなる分、養育費も大きくなってきています。また、高校受験を控えているため、教育費の負担も大きいです。

こちらの金額は年間の金額ですから、費用の合計を12で割れば月額の金額を導くことができます。計算してみると、未就園児では7万程度で済んでいた費用が、中学生になると13万前後の金額となりました。

成長に合わせて費用が大きくなっていることがよく分かります。この後、高校、大学と費用がかかってきますが、高校と大学の場合、教育費に大きな違いが生まれる傾向にあります。

また、年間ということは、小学生にかかる費用に6を、中学生にかかる費用に3をかければ、全体でかかる費用の金額を導き出すことができます。この金額に未就園児と保育所・幼稚園児の金額の合計を足せば、義務教育中にかかる費用が分かります。

実際に計算してみましょう。

(1,153,541 × 6) + (1,555,567 × 3) = 11,587,947

6,179,316 + 11,587,947 = 11,587,947

実際に計算すると、義務教育を終える時点で1千万近くの費用が必要であることが分かります。子育ての費用は計画的な資金準備が必要と言われるのは、このためなのです。

高校生から大学生までにかかる費用

次に、高校から大学卒業までにかかる費用について解説していきます。高校生や大学生になれば、体が急激に成長するわけでもありませんから、養育費の変化は少なくなります。

高校生や大学生の場合、注目すべきは教育費です。

高校は

  • 公立
  • 私立

で必要な学費が違ってきます。

大学生でも、この違いはありますが、これに加えて、

  • 文系
  • 理系
  • 医療系

等によって、かかる学費が違うのです。

子どもが希望する進路に進むためには、学費の貯蓄が必要になります。

それぞれの具体的な額を見ていきましょう。まずは高校にかかる学費の場合です。以下の表は、文部科学省が発表している『平成28年度子どもの学習費調査』から抜粋した、全日制高校に通うための学費となります。

費用の名称 公立 私立
学習費総額 450,862円 1,040,168円
学校教育費 275,991円 755,101円
学校外活動費 174,871円 285,067円

この様に、公立と私立では学費が大幅に違います。

これは年間でかかる費用ですから、高校3年間の費用を計算すると、

  • 公立高校 135万円
  • 私立高校 312万円

程にもなります。

子どもの進路によっては、効率よりも私立に希望を出す場合もあるでしょう。その時、子どもの希望をかなえてあげるためには、毎年100万円近くの金額が必要になるのです。

ちなみに、公立の学費が私立に比べて低いのは、公立高校の授業料無償化が関係しています。

この制度があるために私立に比べて学費が安くなっているのですが、この制度には保護者の所得条件が決められており、これに当てはまらなければこれよりも高い授業料を支払う可能性もあります。

どちらの進路を選択するにしても、教育費は出来るだけ多く準備しておいた方がいいのです。

次は大学の学費です。この表は文部科学省が発表した『平成28年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金、国立大学等の授業料その他の費用に関する省令』にある、学費の平均金額をまとめたものです。

大学の種類 授業料 入学金 施設設備費 初年度合計納付額
国立大学 535,800円 282,000円 817,800円
私立文系 758,854円 234,763円 157,246円 1,150,863円
私立理系 1,071,560円 256,208円 190,565円 1,518,333円
私立医歯系 2,896,848円 1,013,054円 883,026円 4,792,928円
私立その他 955,473円 265,694円 233,970円 1,455,137円

合計額の項目を見ると、国立と私立で大きな金額の違いがあることが分かります。また、同じ私立でも、進む分野によっても金額が違います。

子どもがどんな進路を希望するかは実際にその時になってみないと分かりません。いざという時のためにも、学費の準備は少しでも多く準備しておく必要があります。

また大学によっては下宿屋一人暮らしをする場合もあるでしょう。その場合、生活を維持するための費用も必要になります。

本人がアルバイトをして費用を稼ぐ場合でも、学業と両立しながらでは稼げる金額も限られてきます。生活のためにも仕送りが必要です。

高校生や大学生になるとかかる費用は多様化しますが、それでも中学生までの費用と合わせて計算すると、2,000~3,000万円もの費用が最低でも必要になることが分かります。

子育てにかかる費用を準備するための節約術

子育ての費用を準備するには、預貯金や保険を活用したり、余分な費用を発生させないために節約したりすることが必要。小さい頃から出来るテクニックをいくつか集めましたので、参考にして下さい。

子育て費用の節約術1:学資保険や定期預金で教育費を用意する

子育て費用の大半を占め、削ることも難しいのが教育費です。教育費の準備はお金が比較的かからない、子どもが小さいうちから対策をしておきましょう。

次のようなものが活用できます。

  • 学資保険
  • 定期預金

学資保険は、子どもが高校や大学入学を迎えるまで、資金を積み立てする貯蓄型保険です。積み立てた資金は利率に応じて、決められた時期に保険金として受け取ることができます。

契約者は保護者であることが多く、万が一のことが起きた場合は、保険料が無料になるタイプもあるため、そうした場合の備えとしても活用可能です。

この学資保険は支払い方によって利率が違います。支払い方法は加入時点で用意できるお金によって変化する物ですが、出来るだけ利率のよい支払い方法を選択するようにしましょう。

なお、学資保険は保険会社や保険商品によって利率が違います。学資保険の検討をする際は、複数の保険会社から設計書をもらうようにしましょう。

また、保険の中には学資保険以外にも貯蓄性に優れたタイプが存在します。学資保険の代わりに、こうした貯蓄性の高い商品を活用するのも良い方法です。

保険よりも利率が低い場合がありますが、定期預金の活用も良い方法です。定期預金は長く預ければ預ける程、利率が良くなりますから、教育費を貯金するのに向いています。

これも銀行によって利率が違いますから、預け先を探す時は複数資料を取り寄せるようにして下さい。

子育て費用の節約術2:無料の公共施設を活用する

市町村では、子育てを支援する施設が存在します。

  • 子育てセンターや児童館
  • 公園
  • 図書館

などがそれに当たります。

子育てセンターや児童館では、子ども用のおもちゃや用意されていたり催しが開催されていたりすることがあります。地域の子育てをしている人達との交流もできるので、それによる情報収集も可能です。

公園も同じく、子どもが遊ぶのに最適な施設です。地域によっては子ども向けのイベント等を公園で実施している所もあります。

図書館では絵本や参考書、辞書等、子どもの教育に必要な本がそろえられています。小さい子ども向けの読み聞かせ会等を実施している所もあるため、小さい頃から積極的に利用していきましょう。

施設の利用方法やイベント情報は市町村のお知らせ等で確認することが可能です。こうした情報は定期的に入手するようにしましょう。

子育て費用の節約術3:小さいころの教育は家庭学習で行う

子どもが小学生までなら、塾に通わなくても家庭学習の範囲で勉強できます。塾や習いことにかかる費用を節約したいなら、家庭学習を積極的に取り入れましょう。

家庭学習は学校外の教育費節約以外にも良い効果があります。子どもに家で勉強する習慣が身につくので、勉強にも前向きに取り組めるようになります。

子どもが勉強に対して前向きになれば、自然と学校の成績も良くなります。学校の成績が良ければ、その成績で受験や学費を免除出来る場合もあります。結果的に、受験や学費にかかる費用を節約できるかもしれません。

家庭学習は小さい内から、コツコツと取り組むことが重要になります。親子で無理のない範囲で取り組んでみて下さい。

子育て費用の節約術4:リサイクルショップやフリマアプリを活用する

  • ベビー用品
  • 成長が早い時期の洋服

等は、リサイクルショップやフリマアプリで販売されていることが多いです。

使用している時期が短い物は、こうしたショップやアプリで購入すれば、それにかかる費用を抑えることができます。また、子どもが使用した後の道具も販売することができるので、それによって他の費用を賄うことも可能です。

中には中古品を使ったり、思い出の品を販売したりすることに抵抗を感じる人もいるかと思います。そういう場合は、どうしても新品を使いたい物や販売したくない物を決める等、優先順位を付けて活用するといいでしょう。

子育て費用の節約術5:祝い金や贈与の非課税枠等を活用する

国は子どものいる世帯に児童手当を支給しています。この他、自治体によっては費用補助や祝い金を渡す所もあります。これらのお金も有効活用しましょう。

もらったお金をただ使うのではなく、まとめて貯金しておいたり、他のまとまったお金と一緒したりした上で学資保険や定期預金に入れておけば、もらった額よりもお金を増やすことができます。

こうすれば、将来の学費にそのお金を当てることができます。教育費は養育費のように工夫で削れる費用でもありませんから、こうしたお金は教育費に当てられるようにしておきましょう。

また、子どもの祖父母に当たる家族から贈与を受けられるなら、贈与税の特例を活用できます。贈与税には「教育資金の贈与の特例」という仕組みがあるのです。

この特例は、30歳未満の子どもや孫へ教育資金を贈与する場合、

  • 学校通うための学費は1,500万円
  • 塾や習いこと等、学校以外にかかる学費は500万円

まで、贈与にかかる税が非課税になるというものです。

この特例として認められるには、

  • 金融機関へ教育資金としてお金を預けた証明
  • そのお金から実際に教育費として活用したことを証明出来る領収書

を金融機関に届け出る必要があります。

贈与を受けることが出来るなら、この特例を上手く利用して教育資金を準備するのも良い方法です。もしこの特例を使えるなら、家族や金融機関に相談してみましょう。

子育て費用の節約は小さいころからの準備が大切

子どもが大きくなるほど子育て費用もかさむもの。子どもの成長に合わせてかかる費用をあらかじめ知り、それに合わせて節約や資金準備を行うようにしましょう。

節約できる費用は、できる範囲で節約するのがおすすめ。無料の公共施設を利用したり、洋服は中古のものを選んだりするなど工夫次第で節約することができます。

市町村のお祝い金や贈与税の免除などの仕組みもうまく利用して、子どもの教育資金を計画的に準備していきましょう。

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