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医療費の節約はできる?いざというときに活用できる制度も紹介

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回数は多くないものの、まとまった金額が必要になることも多いのが医療費です。出来る事なら節約したいですね。医療費を節約するのは健康である事が一番ですが、病気にかかってしまうこともあるでしょう。

医療を受ける時にかかる費用は、工夫次第で抑える事が可能です。そのためには、医療費の計算方法を知っておく必要があります。

この記事では、医療費の仕組みと計算方法から医療費の節約方法を具体的に説明します。医療費の節約に役立つ制度も紹介していますのでぜひ参考にして下さい。

医療費の仕組みや計算方法、公的医療保険制度について説明

医療費の節約をするには、医療費の仕組みや計算方法を知っておく必要があります。まずは医療費に関する基礎知識を身につけましょう。

医療にかかる料金の算定方法

医療を受けた場合には、次のような費用が掛かります。

  • 患者を診察し、その様子から傷病を判断する診察料
  • 患者の血液等から情報を得る為の検査料
  • 治療に使う薬や技術の手数料
  • 薬を処方してもらう為の処方せんを作る為の処方料

これらの治療に必要な費用や技術料を算定する為に、医療行為は全て診療報酬点数という物が決められ、それによって医療費は計算されています。

この点数は

1点 = 10円

で計算されており、この合計点から請求する医療費を求めているのです。

公的医療保険が利用できる場合とできない場合

病院で受ける治療とその支払いには、次の2つの種類があります。

  • 公的医療保険が使える保険診療
  • 公的医療保険が使えない自由診療

保険診療の場合、健康保険などの公的医療保険を使えば、自己負担額は全医療費の一部分。

健康保険などの公的医療保険を使って治療を受けると、医療保険の保険者が決められた割合に従って医療費を負担してくれます。

私達が普段病院の受付で支払いをしているのは、保険者が負担してくれた残りの割合分の金額なのです。

保険診療の場合、病院で保険証の提示をする必要があります。

一方で、自由診療では公的医療保険が使えません。全額患者負担です。

全て病院が設定した金額で治療を受ける事になります。

自由診療は保険診療よりも医療費が大きくかかることが多いです。

その他にも、保険証が使えないケースは、次のようなものがあります。

  • 仕事や学校、その通勤や通学中の事故(労災や学校保険を使う為、医療保険が使えない)
  • 交通事故による怪我(損害保険を使うので医療保険が使えない)
  • 傷病が関係ない美容目的の治療
  • ケンカ等、事件が関係している場合の傷病
  • 健康診断や人間ドック

他の保険が使える場合でも、一旦全額を支払わなくてはいけないこともあるので覚えておきましょう。

医療費節約術を具体的に紹介!少しの心がけで節約が可能

医療費の仕組みと公的医療保険についての知識があると、それを節約に活かすことができます。ぜひ覚えておいてください。

医療費節約術その1:保険証とお薬手帳は必ず持参

医療費は保険証がないと、一旦全額を支払わなければいけません。病気やけがの状態、受けた治療の内容によってはかなりの高額になることも。

場合によっては、お財布の中のお金では払えない程の金額になってしまい、銀行等に足を運ぶ事になってしまった、という状態になる可能性もあるのです。

また、救急車で病院に運ばれた場合だと、家から遠い病院に運ばれることもあります。

この場合だと、お金を下ろす場所も近くにない事が多く、保険証やお金を取りに行くだけなのに交通費が発生してしまった、という状態になる事もあります。保険証が無いだけで、いらない出費や手間が発生してしまう可能性が出てしまうのです。

こういった事態を避けるためにも、保険証は普段から身に付けて持ち歩くようにしましょう。

  • 通勤や通学で使用する鞄を保険証の定位置にする
  • カードが入るタイプのスマホケースの中に入れておく

この様に、普段からすぐに取り出せるような状態で管理しておけば、調子が悪くなっても簡単に用意する事ができます。

また、保険証と一緒に持っておいた方がいい物があります。それがお薬手帳。

保険証を使うのは、病院だけではありません。処方せんを提出し、薬をもらう薬局でも使用します。この時にかかる医療費の一つに『薬剤服用暦管理指導料』という費用があるのですが、お薬手帳を持っているとこの費用が安くなるのです。

この費用は、次のようになります。

  • お薬手帳を持っていない場合 530円(3割負担の場合160円)
  • お薬手帳を持っている場合  410円(3割負担の場合120円)

お薬手帳を持っているだけで、40円分費用が安くなるのです。

お薬手帳は薬局でもらえるだけでなく、スマホアプリでも使える物があります。あらかじめアプリをダウンロードしておくと便利ですね。

医療費節約術その2:かかりつけ医と薬局を決めておく

医療費の節約で意外と役立つのが、かかりつけ医・かかりつけ薬局を持っておくこと。

大学病院や総合病院などの規模の大きい病院、具体的には一般病床を200床以上持っている病院は、紹介状が無い状態で受診してしまうと特別料金を請求されてしまいます。

これは診療報酬点数の算定ルールに定められています。紹介状が無い場合で受ける初診料(初めて診察を受ける場合の診察料)には、病院が決めた特別料金を請求できるようになっているのです。

規模の大きい病院にいきなり行くことで、本来なら支払わなくていい医療費を請求されてしまうのです。

かかりつけ医やかかりつけ薬局があれば、こうした事態を避ける事ができます。まずかかりつけ医の診察を受け、その上で規模の大きい病院での治療が必要であれば、紹介状を書いてもらうことが出来るのです。

紹介状があれば、特別料金を支払うことはありません。

かかりつけ医の診察と治療で傷病が治れば、それ以上の治療を受ける必要もありません。もちろん特別料金も不要。必要以上の医療費を支払うこともなくなります。

医療費節約術その3:時間外や休日・深夜早朝の受診は控える

診察にかかる診療報酬点数は、様々な条件で点数が変わっていきます。診療日時によって発生する診療費の加算について知っておきましょう。

診療費の加算は以下の通りです。

  • 時間外加算
  • 休日加算
  • 深夜早朝加算

時間外加算は以下の条件下で発生する診療費の加算です。

  • 平日6~8時までの間と18~22時までの間
  • 土曜日の6~8時までの間と12~22時までの間

この時間帯に診察を受けると、たとえ病院が開いていたとしても時間外加算を計算されてしまうのです。

この加算により、医療費は少し高くなってしまいます。

  • 初診料なら850円
  • 再診料なら650円

仕事や学校の帰りや、休みの日に診療を受ける場合は注意して下さい。

休日加算は以下の日に受診する場合、発生する加算です。

  • 日曜日
  • 祝日
  • 年末年始

休日加算が発生すると、発生しなかった場合と比べて医療費が上がります。

  • 初診で2,500円
  • 再診で1,900円

また、この加算が発生する条件の日は、開院している病院が少なく、救急病院や大学病院等に限られています。医療費だけでなく、そこまでに行く交通費等も発生する可能性が高いです。

最後の深夜早朝加算は、22時から翌日の6時までの時間に診察を受けると発生します。

深夜早朝加算が加わると、医療費はかなり上がります。

  • 初診なら4,800円
  • 再診なら4,200円

休日や深夜・早朝には、本当に病院にかかる必要があるのかよく考えてから受診するようにしましょう。

ただし、緊急事態の場合は、迷わず受診するようにしてください。

医療費の節約に役立つ制度を知っておこう

次に、知っておくと医療費の節約になる制度を紹介します。しっかり覚えておきましょう。

医療費節約に役立つ制度1:予防接種や健康診断の補助制度

季節性の伝染病であるインフルエンザは、予防用のワクチンがあります。

このインフルエンザワクチンを接種するときの費用を次のような団体から補助してもらえることがあるのです。

  • 自治体
  • 市町村
  • 企業や施設、団体の健康保険組合

インフルエンザが流行る時期になると、市町村のお知らせや会社からのお知らせにこのインフルエンザ補助に関する情報が記載されています。もしお知らせを見かけたら活用してみましょう。

インフルエンザワクチンは、インフルエンザそのものを予防するというよりは、インフルエンザにかかった時の重症化を防ぐというものです。それでも、大幅に医療費がかかる事態を予防する効果が期待できます。積極的に活用しましょう。

また、市町村や自治体、企業等では健康診断を定期的に行っています。

  • ガン等の特定の病気に関する検診
  • 人間ドック

等は、市町村や自治体、企業がその検査を補助してくれる場合があります。

補助の内容や方法は、

  • 無料や低価格で検診が受けられる検診チケット
  • 申請すれば後で費用が払い戻しになる制度

等、補助を行う団体によって、行われる補助やそれを受ける方法も違います。

健康診断を受ける事で、重大な病気等を見つけることができれば、重症化した時よりも医療費を抑える事ができます。

予防接種や健康診断の補助については定期的にチェックしておくとよいでしょう。

医療費節約に役立つ制度2:高額療養費制度

大きな病気にかかったり、けがをしたりすると医療費が高額になります。この時に使えるのが、高額療養費制度です。

この制度では、1カ月にかかる費用が、年齢や所得によって決められた自己負担限度額を超えた時に使用できる制度です。自己負担限度額を超えた分の医療費があっても、この制度を活用できれば超えた分の費用を払い戻してもらう事ができます。

注意してもらいたいのが、高額療養費制度の計算方法です。

例えば、1月下旬に入院して、2月中旬に退院した、という場合、実際にかかった費用が自己負担限度額を超えていても、1月、2月で別に計算されるので、制度の条件を満たさないことがあります。

医療費が高額になりそうな場合は、病院のケースワーカー等に相談するようにしましょう。先に相談しておけば、高額療養費制度が使えるかどうかの確認やその為の手続き等をしてもらえる場合があります。

制度を知っていなければ活用する事もできません。いざという時の為に、高額療養費制度の仕組みや存在は覚えておくようにしましょう。

医療費節約に役立つ制度3:ジェネリック医薬品

小さな病気や怪我でも、医療費を節約できる方法があります。それが、ジェネリック医薬品の活用です。

ジェネリック医薬品とは、製薬会社が特許を取った医薬品を、他のメーカーが同じ有効成分で作った薬の事です。開発自体は始めに特許を取った製薬会社が行っているので、開発費等がかからない分、安価となっています。

ジェネリック医薬品は、処方せんに記載がされていなくても、薬局に処方された薬のジェネリック医薬品があれば乗り換える事ができます。薬局で処方せんを提出する際は、ジェネリック医薬品への変更が可能か確認してみるといいでしょう。

確定申告で医療費にかかる税金を節約

確定申告を利用する事で、医療にかかった費用を控除できることもあります。支払う税金を減らせるので節約につながります。覚えておきましょう。

医療費控除を受ける

税金の控除は様々な所で受ける事ができます。医療費控除もその1つ。

医療費控除は、1世帯が1年で支払った医療費が10万円を超える場合に受けられる控除です。

条件を満たしていれば、上限200万円まで課税所得額から控除を受ける事ができます。税金の支払い状況によっては、還付金をもらう事も可能です。

医療費控除を受けるには、医療を受け、医療費を支払った証として明細書が必要になります。これは病院だけでなく薬局でもらえる物も必要です。

また、この他にも医療費控除の計算に加えられる物があります。以下の費用を証明出来る物は必ずもらい、保管するようにしましょう。

  • 通院費
  • 医師等の送迎にかかった費用
  • 入院時の部屋代
  • 入院時にレンタルした用品の代金
  • 松葉杖や義手、義足等の代金
  • 入れ歯や差し歯の代金
  • 補聴器等の購入代金
  • 6カ月以上寝たきりの人のおむつ代(医師発行の証明書が必要)
  • 介護保険制度で受けた施設や居宅サービスの料金
  • 入院や通院にかかる交通費(公共機関の使用が困難な場合はタクシー代金も含む)
  • 急な入院にかかった費用

費用を管理し、確定申告の資料を作るのが難しい場合は、税務署や税理士さんに相談するとアドバイスしてもらえます。困った時は相談してみて下さい。

スイッチOTC控除を受ける

病院だけでなく、ドラッグストア等で購入した薬の一部も控除を受ける対象となります。

市販されている薬の中には『スイッチOTC』と呼ばれる薬があります。これは、元々医師の指示で処方されていた薬品を市販できるよう転用した薬の事です。

このスイッチOTCを一定額購入している事を証明出来ると、控除の一つであるスイッチセルフメディケーション税制(OTC薬控除)を受ける事ができるのです。

この控除では、実際に購入に使った費用の合計金額から12,000円を引いた額の控除を最大88,000円まで受ける事ができます。

医療費控除とスイッチOTC薬控除はどちらか一方のみしか受ける事ができません。

  • スイッチOTC薬を12,000~100,000円まで使用した → スイッチOTC薬控除
  • 医療に使用した1年の合計金額が100,000~188,000の間 → 実際に控除を計算してみて、支払う税金の額が安かった方を選ぶ
  • 医療に使用した1年の合計金額が188,000円以上 → 医療費控除

どちらかお得になる方を選ぶようにして下さい。

医療費は高額。少しでも節約しよう

医療費はいきなり発生する事がある上に、まとまった金額必要になる費用です。節約をしているときには頭が痛くなる費用。

普段から食事や睡眠に気を使い、健康を維持できるようにしましょう。自治体や企業の予防や健康支援を積極的に使うのもよい方法です。予防や早期発見ができるようにしておけば、医療費が発生しても最小限に抑える事ができます。

また、医療費の節約術も覚えておきましょう。お薬手帳を携帯することや休日深夜の受診を控えることなど、普段から意識しておくとよいですね。ただし、緊急の場合にはこの限りではありません。節約のことは置いておいて適切なタイミングでしっかり治療をしましょう。

また、高額療養費制度や、税金の控除などを活用することで、負担を減らすこともできます。ぜひ活用してみてください。

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