ふるさとチョイスは全国すべての自治体の情報を掲載しているので、効率良く目当ての返礼品を探せます。
ここでは実際にふるさとチョイスを使って、ふるさと納税をして、返礼品を受け取り、節税するまでのやり方を説明していきます。
Contents
ふるさとチョイスの特徴
ふるさとチョイスの特徴は次の通り。
- 全国すべての自治体の情報を掲載
- 実店舗がある
それぞれ詳しく紹介します。
全国1788すべての自治体の情報を掲載
ふるさとチョイスの最大の特徴は、圧倒的な情報量。全国すべての自治体の情報が掲載してあり、様々なスタイルで返礼品を検索できます。
絞り込み検索では肉、果物といったカテゴリ、のし対応や冷蔵配送といった特徴、地域、決済方法、寄附金額、配送時期の組み合わせで、自分の希望にあう自治体を効率良く探せます。
ふるさとチョイスCafeという実店舗がある
ふるさとチョイスは東京有楽町に「ふるさとチョイスCafe」という実店舗を運営しています。
ふるさと納税について気軽に相談できるのは嬉しいですよね。
ふるさと納税の仕組みを一から聞けるセミナーなども開催。
ふるさと納税に興味はあるけど、正直よく分からない、申し込み方が分からないなど、様々な疑問を解決できます。
ふるさとチョイスでふるさと納税を申し込む手順
実際にふるさとチョイスでふるさと納税を申し込んでみました。
手順を画像つきで解説していきます。
Step.1 ふるさと納税の上限額を確認する
ふるさと納税は寄附した金額のうち自己負担の2,000円を除いた額が所得税、住民税から差し引かれます。
しかしふるさと納税できる金額以上にふるさと納税をしてしまうと、2000円以上の自己負担になってしまいます。
ふるさと納税自体は基本的にいくらでもできますが、上限額を超えると確実に払い損になってしまうので注意が必要です。
上限額の目安は各ふるさと納税サイトの「控除金額シミュレーション」で計算できます。
Step.2 ふるさとチョイスに会員登録をする
ふるさと納税できる金額を確認したら、ふるさとチョイス公式サイトから会員登録を行います。
会員登録することで、ふるさと納税の申し込みを簡略化できたり、寄附の履歴を管理できるようになります。会員登録は無料です。
会員登録
メールアドレス・パスワード・寄附者名・ふりがなを入力し、「会員登録」を選択します。
メールの受信拒否設定をしている人は、あらかじめ「@trustbank.co.jp」からのメール受信を許可しておくとスムーズです。
メールを確認
入力したメールアドレス宛に本登録用のメールが届きます。
ふるさとチョイス会員登録の確認
ふるさとチョイスから「ふるさとチョイス会員登録の確認」というメールが届いたら、メールの中にある認証用のリンクをクリックします。
住所の登録
会員登録が完了したら「マイページ」をクリックして、住所を登録します。
あらかじめ住所を登録しておくと、ふるさと納税を行う際に住所入力の手間が省けますよ。
会員情報の編集
「会員情報」の「寄附申込者情報」にある「編集」を選択します。
寄附者申し込み情報の変更
ここでは住民票の住所と連絡先を入力していきます。
郵便番号・都道府県・市区町村・番地・電話番号を入力して「確認」を選択。
寄附者申し込み情報の変更 確認
入力に間違いがないかを確認し、「確定」を選択します。
寄附者申し込み情報の変更 完了
これで寄附者申し込み情報の登録が完了です。
Step.3 ふるさとチョイスでふるさと納税を申し込む
ふるさとチョイスのトップページから返礼品を選んでいきます。ふるさとチョイスでは以下のような視点で寄附する自治体を選べます。
- カテゴリー
- 自治体
- ランキング
- 使い道
- 寄附金額
- 目的
- 旬のおすすめ特集など
ほしいものが決まっている場合は、トップページの検索窓に直接品名を入力します。
ほしい返礼品が決まったら「寄附するリストに追加」を選択。
ふるさとチョイスでは「寄附するリストに追加」が、ネットショップでいう「カートに入れる」の意味になります。
今回は長野県飯山市の「飯山産こしひかり5kg」を選んでみました。
寄附リスト
寄附リスト(カートの中身)が表示されます。「寄附金の使い道を選択」、「この自治体の申し込みへ進む」を選択します。
寄附者情報と配送先の設定
ふるさと納税申込みフォームが表示されるので、必要事項を入力。
ここでは「お届け先」「配達希望時間帯」なども入力します。
寄附金支払い方法の選択
支払方法は自治体によって異なりますが、大抵、クレジットカード払いが利用できます。
クレジットカードで支払った方が、手続きが簡単な上にポイントがもらえるのでお得です。
確認・その他情報入力
最後に「ワンストップ特例申請書の希望有無」や「応援メッセージ」「自治体からのアンケート」などを入力します。
入力内容に間違いがなければ「上記に同意する」にチェックを入れ「確定」を選択。
このページが確認ページを兼ねているので、これで申し込み完了となります。
寄附お申し込み完了
決済方法で「クレジットカード払い」を選んだ場合は「お支払いへ進む」を選択。
支払い方法の選択
支払い方法を確認して「次へ」を選択します。
支払い情報の入力
寄附金額を確認して「クレジットカード情報」を入力。
支払い情報の確認
入力に間違いがないかを確認し「確定」を選択します。
支払い情報の確定
これで支払い完了です。支払いが完了するとふるさとチョイスから「ふるさとチョイス【決済完了】(自治体名)へのふるさと納税」というメールが届きます。
これでふるさと納税の申し込みは完了です。あとは返礼品が送られるまでのんびり待つだけ。
ふるさと納税の履歴はマイページの「寄附履歴」で確認できます。
Step.4 返礼品が到着する
3月24日に申し込んで、3月28日に返礼品が届きました。
どのくらいで届くかは、自治体や返礼品の内容によって異なります。人気のある返礼品では3ヶ月以上待つこともあります。
返礼品とは別に「寄附金受領証明書」、名前入りのストラップ、湯滝温泉の無料入浴券、高橋まゆみ人形館特別入館券も同封されてました。
Step.5 確定申告またはワンストップ特例を申請する
ふるさと納税で税金の減額を受けるには、確定申告やワンストップ特例制度の申請といった手続きが必要です。
確定申告は翌年3月15日までに、ワンストップ特例は翌年1月10日までに申請書を提出します。
確定申告を行う場合
住宅ローン控除や医療費控除、株の損益通算などふるさと納税以外で確定申告をする人やふるさと納税をした自治体が6つ以上の場合、ワンストップ特例制度は利用できません。
確定申告して、所得税の還付、住民税の減額を受けます。
詳しくは「ふるさと納税をしたら確定申告を!確定申告書等作成コーナーの使い方」を参考にしてください。
ワンストップ特例制度を利用する場合
ワンストップ特例制度は1年間のふるさと納税の寄附先が5つまでで、確定申告をする必要がない人が利用できる制度です。
対象の人は自治体から届いた申請書を記入し、本人確認書類と一緒に返送します。
これでふるさと納税を行った翌年6月からの住民税が安くなります。
ワンストップ特例制度について詳しくは「ふるさと納税ワンストップ特例制度の詳細と手続き方法」で説明しています。
ふるさとチョイスは情報量とサポートが充実したサイト
最後にふるさとチョイスの基本情報についてまとめます。
運営会社 | トラストバンク |
---|---|
クレジットカード決済 | 自治体によって◯ |
スマホ対応 | ◯ |
マイページ機能 | ◯ |
一括申込機能 | × |
レビュー機能 | × |
特徴 | 情報量が多い、実店舗での相談が可能 |
ふるさとチョイスは2012年9月にオープンした先駆者的な存在です。すべての自治体の情報を掲載しているので、あらゆる返礼品を探すことができます。
ランキングも特徴的で、アクセス数や検索された回数、お気に入りの増加数などユニークなランキング情報が掲載されています。迷ったときにとても参考になります。
また、ふるさとチョイスには直接相談できる実店舗があります。ふるさと納税に興味はあるけど、正直よく分からないという人は利用してみるのも良いかもしれません。