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ドルコスト平均法とは?つみたてNISAのメリット・デメリット

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突然ですが、「ドルコスト平均法」という言葉を知っていますか?

ドルコスト平均法とは、価格変動する同じ金融商品を、同じ期間の間隔と同じ金額で買い続ける方法のことです。ドルコスト平均法で金融商品を買い続けた場合、商品価格が低い時は購入量が多くなり、商品価格が高い時には購入量が少なくなります。

この手法を用いた証券投資として、「つみたてNISA(つみたてニーサ)」というものがあります。積み立てNISAは定期的に一定金額を無理なく積み立て、コツコツと証券投資ができ、20歳以上の人であれば誰でも利用することができます。

この記事では、「ドルコスト平均法」と、それを用いた「つみたてNISA」について、詳しくご紹介していきます。

ドルコスト平均法とは?どのような特徴があるのか

「ドルコスト平均法」とは、株式や外貨建ての金融商品を購入する際に、できる限りリスクを減らした購入方法です。

定期的に一定の金額を投資すると、「安い時には沢山買い、高い時には少なく買う」ということになりますが、これを長期的に続けていくと、結果として購入価格が安定するのです。

ドルコスト平均法は、長期資産形成に向いており、老後資金の貯め方に悩んでいる人には是非参考にしていただきたい手法です。

ドルコスト平均法の4つの特徴

ドルコスト平均法は、具体的に以下のような特徴があります。

1.価格上昇・下降どちらの局面でも始めることができる
ドルコスト平均法は、定期的に同じ金額を投資していく手法であることから、始めるタイミングに悩むことなく開始できます。

低値から始めたからといって運用成績が最大化するわけではないので、気軽に始められるのです。

2.購入単価の均平準化ができ、高値づかみを回避できる
ドルコスト平均法の場合、購入金額を均一にするため、価格が上昇している時にはは購入口数が少なくなり、高値づかみが回避でき、逆に下降している時には購入口数が多くなるため、購入単価の平準化ができます。

そして、値下がりの影響をダイレクトに受けるリスクも回避できるのです。

3.長期的に安定した投資ができてストレスにならない
ドルコスト平均法では、購入する額をはじめに決めてしまっているので、終わりのタイミングを検討するとき以外は、相場の動きをあまり細かく読む必要がなく、必要以上に神経質にならずに済みます。

価額の値動きに翻弄されずにドルコスト平均法を続けることで、時間をかけて財産を育てることができるのです。

4.まとまった資金がなくても投資が始められる
ドルコスト平均法では、まとまった資金がなくても、毎月自分の無理のない金額を少しずつ投資できるのも特徴です。

「貯金が少なく大きな投資はできない」「毎月10,000円くらいなら投資したい」といった人でも、ドルコスト平均法なら投資を始めることができます。

ドルコスト平均法の具体例

ドルコスト平均法では、常に一定の金額で、定期的に金融商品を購入し続けるので、その時のドル価格によって、購入量は多くなったり少なくなったりします。

「それって損をしてしまうこともあるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実際に一括で買う場合よりも多く可買える可能性が高いことが長年のデータで証明されているのです。

では、具体的にドルコスト平均法で金融商品を購入した場合の例を見てみましょう。

【例】投資信託という金融商品を毎月200,000円ずつ10回購入した場合
(資本金元本:20万円)

購入回数 購入口数
1回目 2口
2回目 1.7口
3回目 1.5口
4回目 2口
5回目 5口
6回目 2.5口
7回目 3.7口
8回目 5口
9回目 10口
10回目 5口
評価額 215,500円

上記のように10回に渡り購入した結果、大きな値動きがあったものの、資本金200,000円に対し、評価額は215,500円と、15,500円のプラスになりました。

1口の値段(基準価格)は、世界の経済状況などを反映し日々変動しています。基準価格が低くなると、購入口数も多くなる仕組みです。

事前に予想できればいいのですが、そうはいかないのでリスクを分散させることが理にかなっているといえるのです。

「一括投資」と「積立投資」の違い

リスクを分散させることのできるドルコスト平均法ですが、「安値の時に一括で購入すれば、もっと多きな利益を得ることができるのではないか」と思う人もいるかもしれません。

そこでここでは、一括で金融商品を購入する「一括投資」と、ドルコスト平均法のような「積立投資」の違いについてご紹介します。

一括投資のメリット・デメリット

一括投資には次のようなメリット・デメリットがあります。

■メリット■

  • 価格が下落した時に購入し、上昇した時に売れば利益が出る
  • 値上がりを最大限に活かすことができる

■デメリット■

  • 知識がない状態で投資してしまうと失敗する可能性大
  • 素人は損をしてしまうことが多い

投資というと、「一括で投資して、上がったら儲かる・下がったら損をする」こちらの手法のイメージが強い人が多いのではないでしょうか。

積立投資のメリット・デメリット

続いて、積立投資のメリット・デメリットを見てみましょう。

■メリット■

  • 少額でも無理なく投資を続けることができる
  • ドルコスト平均法を用いているため、市場が下がり続けることがない限り損はしにくい
  • まとまったお金がなくても始められる

■デメリット■

  • 投資先を間違えると損をしてしまう可能性が高い
  • 自分自身で運用をしようと思うと失敗しやすい

上記の特徴を見てもわかるように、「一括投資」をするのであれば、ある程度株式や不動産などのお金に関する知識を持ち合わせている必要があります。

また、「積立投資」は、長期的に貯金をしていく感覚で投資がしたい人や、できるだけ損をするリスクを軽減したいという人、老後の年金を自分で積み立てておきたいという人などに向いています。

まとまったお金があり、投資に関する知識を持ち合わせているのであれば一括投資でも良いかもしれませんが、投資に興味はあるけれどまとまったお金がないという人には積立投資、つまり「ドルコスト平均法」を活用するのがおすすめなのです。

ドルコスト平均法の注意点

ドルコスト平均法を利用するのであれば、事前に注意すべき点も抑えておきましょう。

ドルコスト平均法の注意点には次のようなものがあります。

  •  価格が上昇し続けた場合には、一括投資のほうが有利であること
  •  最終的な価格によっては損をしてしまうこともある

ドルコスト平均法は決して万能なわけではなく、100%損失を防ぐ手法というわけではありません。投資した金融商品を売却したいタイミングによっては、損をしてしまうケースもあるのです。

このような状況を少しでも緩和したければ、運用期間の終わりが近づいてきたタイミングで、一部安定資産への乗り換えをするなどの対策をするのも一つの手だと言えます。

また、ドルコスト平均法は値動きにふり幅がある場合に有効な手法なので、価格が右肩上がりに上昇する相場の場合には、一括投資のほうが有利になります。

金融商品を購入する際には、どのような値動きの特徴があるかを見極め、慎重に検討する必要があるでしょう。

ドルコスト平均法なら「つみたてNISA」がおすすめ

ここまで紹介してきた「ドルコスト平均法」を用いたおすすめの投資方法として、2018年から始まった「つみたてNISA」というものがあります。

つみたてNISAであれば、まとまったお金がなくても、自分にとって無理のない金額を定期的に積み立てながら、コツコツと証券投資をすることができるので、20歳以上の若い世代や、投資は初めてという初心者でも、将来の資産形成を始めるのにピッタリです。

積み立てNISAのメリットとは

つみたてNISAの最大のメリットともいえるのが、投資によって得られた売却益や分配金の運用益が非課税になることです。

通常、投資から得られた利益に対して、20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)がかかりますが、積み立てNISAではこの税金がかかりません。

例えば、投資信託を運用して20万円の利益が出た場合、4万630円(=20万円×20.315%)の税金を支払うことになるため、実際に手元に残る利益は16万円弱程度です。

金額に直してみると、馬鹿にならない金額ですよね。つみたてNISAなら、この税金を支払う必要がないのです。

つみたてNISAと一般NISAの違い

「つみたてNISA」と、従来からある「一般NISA」、この違いはどういったところにあっるのでしょうか?

投資方法が異なる
一般NISAでは、一括で投資することも、積立で投資することもできますが、つみたてNISAでは、積立投資のみが認められています。

購入の頻度は、金融機関によって選択肢は異なりますが、一般的には、「毎日」「毎週」「毎月」「年2回のボーナスのみ」などがあり、自分の好きなタイミングで購入することができます。

非課税で投資できる期間と上限額が異なる
非課税で投資できる期間が一般NISAは5年間であるのに対し、つみたてNISAは20年間となっています。

また、一般NISAは、年間120万円までの投資額が非課税となりますが、つみたてNISAは年間40万円ですので、長期投資にメリットがある制度でることがよくわかります。

投資対象の金融商品が異なる
一般NISAは、上場株式・ETF・REIT・投資信託が対象。つみたてNISAは、投資信託・ETFが対象となっています。

上記の特徴の違いを見ると、一般NISAは投資経験者にとってはメリットが大きい制度。つみたてNISAは投資初心者にメリットが大きいと制度であることがわかります。

つみたてNISAは金融庁が厳選した「投資信託」と「ETF」のみが投資対象となっていますが、これも投資初心者にとってひとつのメリットと言えるでしょう。

投資初心者にとって、沢山の金融商品の中から自分にあった商品を選ぶのは至難の技です。しかし、つみたてNISAでは金融庁の厳しい基準を通過した商品に限定されているので、投資初心者でも選びやすくなっているのです。

【まとめ】

ドルコスト平均法は、初心者でも始めやすい投資方法の一つです。20歳以上の若い世代でも、まとまったお金がなくても、将来に向けた資産形成をすることができます。

そしてこの記事では、ドルコスト平均法を用いたおすすめの投資方法として、「積み立てNISA」をご紹介させていただきました。

最大20年間は非課税で利益を得ることができるは何より嬉しいメリットです。つみたてNISAはいつでも運用資産を途中で引き出せますので、様々な目的に応じて活用することができます。

積み立てNISAで選べる金融商品は金融庁が厳選して絞られてはいますが、必ず利益が出ることを保証しているわけではありませんので、そこは十分に注意してください。

また、ドルコスト平均法は万能ではありません。どのタイミングで売るかによっては損をしてしまうケースもあることを留意しておきましょう。

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